猫免疫不全ウイルス抗体および猫白血病ウイルス抗原検査キット。

ネコウイルス感染症検査の主要2項目が1つのキットで検査可能に！

【使用方法】
1.操作方法:
猫全血、血清又は血漿を使い捨て毛細管に採取し、検体滴下部に1滴（約10μL）ずつ滴下する。
直ちに検体滴下部に、展開液を2滴（約60μL）ずつ滴下する。
10分間静置して反応させ、判定部に出現する紫色ラインの有無により結果を判定する。

2.判定方法:
①陰性：FIV Ab判定部及びFeLV Ag判定部に、コントロールライン(Ｃ)のみが現れた場合、陰性と判定する。
②FIV Ab及びFeLV Agの同時陽性：FIV Ab判定部及びFeLV Ag判定部に、テストライン(Ｔ)、コントロールライン(Ｃ)の両方が現れた場合、陽性と判定する。
③FIV Ab 陽性：FIV Ab判定部にテストライン(Ｔ)、コントロールライン(Ｃ)の両方が現れた場合、陽性と判定する。
④FeLV Ag陽性：FeLV Ag判定部にテストライン(Ｔ)、コントロールライン(Ｃ)の両方が現れた場合、陽性と判定する。
⑤無効：試験開始後、判定部にコントロールライン(Ｃ)が現れない場合は、試験が正常に行われていないか、試薬が劣化している可能性があるため、新しいキットで再検査を実施する。

【使用時の注意】
凝固した検体は使用せず、抗凝固処理をした検体を使用ください。
また溶血が著しい血液検体は結果に影響を及ぼす可能性があります。
すぐに使用しない血清及び血漿検体は、冷蔵保存（2～8℃）し、48時間を超えて検体を保存する場合は、冷凍保存（-40℃以下）して下さい。

【判定に関する注意】
検体を滴下後、10分を超えた場合は正しい結果が得られません。再度測定を行って下さい。
判定部がうすく紫色もしくはピンク色に着色することがありますが、判定部にわずかでも所定の色のラインが確認できれば陽性と判定して下さい。

この商品は医薬品です。
医薬品の販売は、病院、診療所などに限らせていただきます。
詳しくは「医薬品のご注文」をお読みください。

仕様

対象動物	ネコ
測定対象	全血、血清、血漿
測定項目	猫免疫不全ウイルス抗体、猫白血病ウイルス抗原
測定原理	イムノクロマトグラフィー法
反応時間	10分
必要検体量	約10μL/項目
貯蔵方法	2-30℃(直射日光又は凍結を避けて保管)
有効期限	製造後24ヶ月
セット内容	展開液×1、 テストカートリッジ、使い捨てピペット、検体チューブ(EDTA)×各10